令和5年2月28日、高等学校第16回卒業式が挙行されました。

振り返れば、2019年にはじまった新型コロナウイルスの感染拡大が、瞬く間に世界中に広がり、その影響で入学式を実施することができないという異例の事態から高校生活がスタートした学年でした。1年生の1学期は、オンライン授業や時差登校など、これまでに経験したことがなかったような生活が日常となりました。
学校行事においても、感染拡大防止のために多くのことを制約せざるを得ない状況が続きました。そのような逆境にもかかわらず、生徒たちは様々な知恵を出し合って、多くの学校行事を実施し、困難を乗り越えてきました。卒業生の答辞は、高校3年間の思い出や支えてくれた方々への感謝の言葉が述べられ、とても感動的でした。吹奏楽部の演奏も今年度から再開し、厳粛な中でも心温まる卒業式となりました。
担任から卒業生457名全員の呼名が行われ、学校長より各コース代表の生徒に卒業証書が授与されました。
卒業式後には、クラスごとに最後のホームルームが行われ、担任の先生より卒業生全員に卒業証書が手渡されました。
第16期卒業生のみなさん、新しい舞台で大いにご活躍してください。今日から本校は、みなさんにとっての“母校”となります。元気な時も、少し疲れた時も、たまには母校に立ち寄ってください。ご卒業おめでとうございます。